男性×年齢不問の薬剤師求人
薬剤師業界の中で、男女比に分けると男性は4、女性が6で女性が多い職場です。採用されるにあたって重要なのは個人のスキルで性別ではありません。ただ、男性が薬剤師の業界の中でどのように働いているのかを紹介しましょう。企業でも病院でもドラッグストアでも男性の人数は少なめです。中でも最も女性が多い職場は調剤薬局でしょう。都市部ならば男性もいますが、地方に行けば男性が1人しかいない調剤薬局は珍しくありません。
調剤薬局は面積も狭く人間関係には慎重になるでしょう。女性に気遣いをしながら職務をこなすことも多いかもしれません。ただ、男性がいることで雰囲気がいいと感じる患者さんは多く、実際男性は重宝される存在です。検索すれば男性ばかりの調剤薬局も存在しますし、年齢を問わず薬剤師を募集している所も多いです。希望があるならば根気よく探してみることが大切です。
薬剤師の男性が調剤薬局で長く勤めることで、独立することもあります。薬局を新規開業する際に、社長などの上役が社員に譲り、別会社として立ち上げるのです。実績には繋がりますが、そのような薬局には独立を目指す薬剤師が集中します。倍率は高いでしょう。表立って公表していない場合もあるので、転職支援サイトに登録するなどして専門のスタッフに確認するといいでしょう。
また、男性薬剤師が重宝される職場の一つが病院薬剤師です。ホスピス病棟を併設している病院も増加しているため、薬剤師の求人も増しています。出産や子育てなど時間に制約ができやすい女性よりも、男性薬剤師は優遇される傾向にあります。実際に求人サイトで検索してみると、「年齢不問・性別不問」の病院薬剤師は多く見つかります。長期間同じ職場に勤めることで信頼もできれば、管理薬剤師などのポストを望むことも可能でしょう。
ただ、ホスピスは高い専門知識だけでなく、他スタッフや地域の医療とも連携しなければなりません。スタッフの一員として協力し合えるコミュニケーション能力が必要でしょう。そして、薬物の調合など薬だけでなく、薬を服用したあとの患者さんの精神的ケアも行わなければならないでしょう。人に気遣いのできる人が向いているでしょう。調剤薬局でも監督者となれば、調剤や服薬指導をせずクレームやトラブル対応のみをする職場もあります。臨機応変な対応ができ、かつ責任感が求められます。
各業態で異なりますが、男性薬剤師の方が、女性よりも若干ですが給与水準も高くなっています。管理職に就くのも男性の方が多く、人数は女性の方が多いものの、業界的にはまだ男性社会です。
年齢不問の薬剤師求人を探すなら、転職サイトに登録しよう!