60代・定年後の薬剤師求人
現在法律により、企業や会社は定年を65歳まで引き上げるか、その歳まで再雇用契約を結ぶことが義務づけられています。つまり、日本の定年は65歳です。ですが、実際にハローワークなどで求人を探しても、60代で募集をしているところはほとんど見かけません。年齢不問の求人に応募することは可能ですが、20代と比べられてしまえば年齢的には採用が難しくなります。
薬剤師の求人の中には60歳以上でも可能なものは他の職種に比べて多くあるでしょう。求人数が決して多いわけではありませんが、特に調剤薬局では正社員でもパートでも募集しているところがあります。ドラッグストアは営業時間が長いため、人材が不足しています。しかし、市販の薬を販売している以上薬剤師を置くことが義務付けられています。よって、年齢不問で薬剤師を募集しているのです。
ただ、年齢不問で60歳以上を対象とした薬剤師の求人を見つけるには、うまく情報収集しなければなりません。調剤薬局、ドラッグストアのどちらにしても人手不足のところを探すのが鍵です。自分だけでの検索には限界がありますので、転職支援サイトを利用してコンサルタントに情報収集してもらうのもいいでしょう。年齢不問で入社できれば、定年が設定されていないことも多いので長く働くことも可能です。とはいえ、無理をしては問題です。勤務時間が長かったり、夜勤であったりすると体調に変化を起こしかねません。近年の60代の方はみなさん若々しく働いていますが、自分のペースにあった選択をすることも大切です。
また、職場に入った途端に最年長となるケースもあるでしょう。ドラッグストアのような接客業だと、同僚の他にも関わり合うのは年下が多くなります。職場の人間関係はどのようになっているのか、お客さんとはどのようにコミュニケーションをとるべきなのかを応募する前に知ることも必要でしょう。
薬剤師として転職した場合、またブランクがあってもまた働きたいと思ったならば薬剤師の免許を生かさなければもったいないといえます。それまでに経験のある業態への入社ならなおさらですが、こうした経験者は若い人材の良いお手本になるという理由で、企業側も募集をしているのです。
希望する職場や地域によって倍率は変わってきます。薬剤師専門の転職支援サイトもありますので、検索してみるといいでしょう。非公開求人になって募集されているところも多いので、他の方法で探すより情報を多く持っているはずです。
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